日本人男性に多い仮性包茎の症状と問題点

包茎には真性包茎、仮性包茎、カントン包茎などの種類があります。
日本人男性の7割は何らかの包茎の問題を抱えているといわれますが、中でも多いのは仮性包茎です。

仮性包茎は平常時は亀頭が包皮を被っていますが、手でむけば亀頭を簡単に出すことができます。
仮性包茎の症状にも個人差があり、勃起すれば露出する正常に近い軽度のタイプや、
勃起しても皮を被ったままの重度のタイプなど様々です。

仮性包茎は日頃の生活では支障がなく、それほど気にせずに暮らしている男性もいます。
でも必ずしも問題がないとはいいきれません。

例えば、常に皮を被っているので亀頭の発育が遅れ先が細くなりやすいのです。
また亀頭が皮から出ないのでカスが溜まりやすく悪臭が発生します。

陰毛が包皮に挟まって、動いた拍子に毛が引っ張られて痛みを感じるときがあります。
さらに亀頭が常に包皮に包まれているので、通気性が悪く不潔で雑菌が繁殖します。

その結果、包皮炎などの感染性の病気にかかりやすくなります。仮性包茎を放置したままでいると、
このように様々な弊害が生じる恐れがあります。

さらにシリアスな問題として性生活にも悪影響があります。
仮性包茎の場合、日頃亀頭が皮に包まれているので、
性交時には刺激に敏感なため過度に反応してしまい早漏になりやすいのです。

そのため女性の不満が溜まって交際が終わってしまう場合もあります。
事実、若い女性の8割が包茎男性を彼氏にしたくないというアンケート結果が出ています。

仮性包茎を甘く考えるのは間違いだということがよく分かります。
包茎専門のクリニックなどに一度相談してみることも大切です。