包茎の種類と症状、治療の必要性について

包茎の種類と症状、治療の必要性について

まず初めに包茎とはどのような状態のことをいうのか説明します。
男性器の陰茎の亀頭が皮に覆われて露出できないことを言います。

 

生まれてくる赤ちゃんのほとんどが包茎です。
ですが3歳ごろには90パーセントの子が皮がむけるといわれています。
また17歳までには99パーセントの子か皮がむけるといわれています。

 

 

包茎には仮性包茎とカントン包茎と真性包茎の3つに分けられます。
仮性包茎とは通常時は皮を被っているが、勃起をしたときや自分でむいて
亀頭全体を露出させることが出来る状態のことです。

 

日本人の約40パーセントがこの仮性包茎といわれています。
治療は必ずしも必要ではありません。

 

 

カントン包茎は勃起したときに無理をすればむけます。
しかし亀頭の根元が締め付けられ血液に循環が悪くなったりします。

 

無理にむいてしまうと元に戻らなくなる場合もあります。
亀頭にむくみやうっ血を起こし、皮膚がただれたり痛みを伴うことがあります。治療が必要です。

 

 

真性包茎は通常時も勃起をした時も全く皮をむくことが出来ない状態のことをいいます。
亀頭が露出されないため発達に障害をきたすことが多く、
また皮をむいて汚れを落とすことが出来ないため性交障害の原因にもなります。

 

また汚れが溜まることでカントン包茎と同じく痛みを伴ったり皮膚がただれて炎症を
起こしてしまいます。

 

真性包茎を放っていくと性器が悪臭を放ちやすくなったり、
亀頭が露出できないために正常な発育が出来ず短小や先細りになる場合があります。

 

また極度の不衛生により陰茎癌を招く恐れもあります。早期の治療が必要です。